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雲の上にある国、“天界”の中心となる“ライトピア”。
この“ライトピア”の街の中央に、巨大な城が建てられている。
ここは、代々“ライトピア”を、そして“天界”を治める神々が住み、
“天界”に限らず宇宙全体を見守っている。

その城で、王座に座る巨人のような老人の目の前で、
多量の汗を流し、ゼェゼェと喘ぎながら、重い物を運んでゆく人間がいた。
何故“人間”とわかったかというと、“天界”に住む者は皆、背中に翼が生えている。
生えていない者は大抵“地獄”の民か“人間”ぐらいだが、
“地獄”の民はよっぽどの事が無い限り“天界”に来ないし、来させられない。
そしてこの人間、“地獄”や“天界”において最も有名で、尚且つ要注意人物である。
覚えているだろうか。 何日も前にこの“ライトピア”に現れ、
天使達を虐殺し、地球の人間達を滅ぼそうとした、あの男である。
彼の名はτυψωνゼロ。 自称神と悪魔を超えた者”。
現在は“天界”の最高神であるこの老人・ゼウスによって管理され、重労働させられている。
もちろん、学校ぐらいは行かせて貰っているらしいが。

(ゼロ>ゼェ・・・ハァ・・・ゼェ・・・ハァ・・・
(ゼウス>そら、それが終わったら次はこれだ。
(ゼロ>ハァ・・・? まだやんのかよ・・・
(ゼウス>私語を慎め!

ゼウスが杖の先端をゼロに向けると、ゼロの頭上から雷が放たれる。

(ゼロ>ギィヤァァァァァァァ・・・
(ゼウス>ふむ・・・大分雷に当てられるのに慣れてきたみたいだな・・・
      次からはもう少し電圧を上げてみようか。


ゼロはその場に座り込んで休憩しようとした。

(ゼロ>あ〜ぁ、疲れた・・・
(天使A>こら! 休むな!
(ゼウス>また雷を当てられたいのか―――

(ゼロ>え〜と、ちょっといいすか?
(ゼウス>・・・何だ?
(ゼロ>俺、明日誕生日なんですよ。
(ゼウス>それがどうした?
(ゼロ>この重労働を誕生日プレゼントとして免除してもらえやせんかねぇ?
(天使A>バカめ。 “天界”には『誕生日』等という習慣は無い!
(ゼウス>そういうことだ。 さっさと働け!

(ゼロ>フン、あぁそうかぃそうかぃ。 なら・・・

ゼロがゼウスに向けて手を伸ばすと、城の壁をぶち破り、彼の手元に漆黒の剣が飛んできた。
ゼロはその剣を握るとスクッと立ち上がり、手足の鉄枷を破壊した。

(ゼロ>この“天界”を滅ぼすまでだ
(ゼウス>なっ・・・それは“ネオ・ディスカリバー”・・・!
(ゼロ>この世に誕生した事を後悔するんだな・・・
     “ヒドゥン・リベレイト”!










“地獄”の人間界“デスピアル”は今日も平和だった。
何故そんな事が伺えるかと言うと、城の前で兵士2人が堂々と決闘しているからだ。
兵士の一方はορθροσブラッド、もう一方はπαιαジェノサイドである。
どちらも、ゼロの事件の後に『デスピアル防衛隊』の隊長と副隊長に任命された。

(ブラッド>『ドグマガイ』でダイレクトアタックだ!
(ジェノサイド>Oh,No! また負けま〜しタ・・・
(ブラッド>よっしゃぁ!・・・暇だな・・・
(ジェノサイド>そうですネ・・・ちょっと平和すぎま〜ス・・・
         でも、平和が1番ですヨ!
(ブラッド>ま、そうなんだけどなw

その時、城の扉が開き、4人が現れた。
4代目地獄皇帝・ταρταροσデス、その弟ραδονデッド、
そして2人に使える大臣のεχιδναヘル、σφιγξホラーだ。

(デス>ほぉ、決闘ですか。 そういえば暫くやってませんなぁ・・・
(ブラッド>こ、皇帝・・・!
(ジェノサイド>Oh! I'm sorry!
(デス>いえ、大丈夫ですよ。 これだけ平和なら、見張りもさぞ疲れるでしょうし。
(ホラー>確かに。 この“デスピアル”にはあの3人もいるからな・・・

噂をすればなんとやら。 城内に2台のバイクと、飛行しながら1人入ってきた。
バイクに乗っていた2人は、暴走族『無限鎮魂歌』の総長αιδησムゲンと、
副総長γαιαレクイエム、そして飛行して来たのは特殊地獄警察DPRの捜査官χιμαιραダークだ。

(レクイエム>あら、暇つぶしに来たと思えば・・・
(ムゲン>御主等、こんなところに集まって何しておる?
(ヘル>噂をすれば影、と言う奴か・・・いや、平和に浸っていただけだ。
(ダーク>まぁな。 俺らも頑張ってるし、ゼロみたいなバカな事する奴もいないしな。
(デッド>・・・あれ? キルさんとバーサークさんは?
(ブラッド>あぁ、キルは化石採掘、バーサークはいつものようにパトロールだ。
(デス>と話していると帰ってきましたな。

デスの言うとおりだった。 上空から1人と、歩いて1人城に現れた。
降り立ったのはψδραバーサーク、歩いてくるのはκερβεροσキルだ。

(キル>あれ? 皆どないしたんや?
(バーサーク>何か事件か?
(デッド>違いますよ。 その反対で、事件が何も無いですね、って。
(キル>せやな〜。 逆に何か事件起こって欲しいわ。
(バーサーク>似たような事を言った奴に怒鳴ってたのは何処の誰だったか?
(キル>あ・・・そういう事もあったなw
(ホラー>確かツルギが行方不明になった時の話か。
(ジェノサイド>あの時も大変でしたネ〜。
         そういえば、Mr.セイバー達はFineでしょうカ?
(レクイエム>元気だと思うわよ。 今来たもの。

何故だろう。 噂の力は凄いものだ
空間に穴が空き、穴の向こうから虹色の内、藍が欠けた6台が走ってきた。
ポンコツだと定評のある戦闘列車『ブレイダー』。
それと同時に、空から6つの影が見える。

(ダーク>・・・おい、あれブレイズ達じゃないか?
(デス>・・・本当ですな。 しかしあの方向は“天界”のはず・・・
(セイバー>皆さん、お久しぶりです!
(ヘル>本当に久しぶりだな。 あの事件以来か?
(アックス>多分そうだと思うぞ? あれから全然こっちに来てなかったしな。
(ソー>暇だから皆でこっちに来たんだ。

(バーサーク>・・・ツルギはどうした?
(サイス>あいつは今日学校ですよ。 体育祭が中止になって授業だそうで・・・
(デス>ツルギさんも大変ですね。
(ブレイズ>よぅセイバー! 元気だったか!?
(ランス>・・・あれ、このトカゲ達誰だったかな?
(4色トカゲ>誰がトカゲだ!?
(ランス>ごめんごめん。 ジョークだって。
(ヤイバ>ところで、お前ら“天界”で何してたんだ?

(ストーム>・・・覚えてないで御座る。
(ムゲン>何?
(ルシファ>あぁ。 気がついたら“天界”と“地獄”をつなぐ“結界道”にいたんだが、
       何故俺様達がそこにいたかまでは記憶してねぇ。
(キル>・・・事件の匂いや
(セイバー>まさか。 今まで平和だったのに―――

ドォーーーーン!

という爆発音が“デスピアル”一帯に響く。

(全員>ッ!?
(ダーク>グッ・・・何の音だ・・・!?
(サイス>ッ! 見ろ! “結界道”に煙が・・・!
(ミカエル>・・・嫌な予感がする・・・
(ブレイズ>チッ、テロリストかぁ!?
(デス>行きましょう!
(セイバー>皆さん、『ブレイダー』に乗って下さい!








―――“結界道”爆破現場―――

現場一帯は火が燃えているところもあり、残骸だらけである。
幸い死傷者は0のようであるが、傍に男が1人立っている。 この男が犯人だろうか?
すぐに『ブレイダー』が到着し、デス達がその場に下りた。

(アックス>ひ、酷ぇ有り様だぜ・・・
(ランス>・・・あそこ、誰か立ってるぞ?

(バーサーク>おい、そこのお前! 何者だ!?
(デザート>爆破犯なら容赦しませんからね!
(???>おやおや、皆さんお揃いで・・・
(デス>ッ!? この声・・・そしてあの『デュエル・クロウ』と『ベルト』は・・・!?
(全員>ゼロ!?
(ゼロ>ヒヒヒヒヒ・・・わざわざ俺に会いに来てくれたのかな?
(レクイエム>誰が・・・大体、あんたは“天界”で罰を受けてたんじゃなかったの!?
(ゼロ>“天界”? あぁ、あの“天界”ね。 ついさっき滅びたところだが
(セイバー>え!?
(サイス>冗談にしては下らないな! “天界”にはゼウスさんがいる!
      お前一人で消せるわけが無い!

(ミカエル>・・・まさか・・・お前・・・!
(ゼロ>ヒヒヒ・・・ミカエルは知っているだろうな・・・実際見せた方がいいか?
(ジェノサイド>何を見せると言うのですカ!?
(ヤイバ>何しようとまたぶっ飛ばしてやる!
(ミカエル>やめろ! この世を“”にする気か!?
(フリーズ>ミ、ミカエル・・・?
(ブラッド>お、おい・・・それこの間も冗談だって・・・
(ホラー>いや、あのミカエルの目・・・あんな目は見た事が無い・・・
(ゼロ>ま、見せるんだったら『ネオ・ディスカリバー』がいるんだけどね。
     つーわけで、零’s! さっさと『ネオ・ディスカリバー』になれ!
(ブレイズ>バカ野郎! この世消されるんだったら誰がなるかよ!
(フリーズ>ミカエルが否定するぐらいだからね・・・
(ストーム>よほど恐ろしい物で御座ろう・・・!
(デザート>『ネオ・ディスカリバー』はあれから僕達の意思でしか融合できませんからね!
(ルシファ>残念だったなゼロ! これで貴様は永遠にこの世は消せねぇ!
(ゼロ>・・・『ゼロノート』ってのは便利だなぁ・・・
    本人の意思を無視してノートに書いた人間を操れるんだからな・・・
(ヘル>な・・・まさか!
(ゼロ>融合せよ・・・『ネオ・ディスカリバー』!

その瞬間、零’sのメンバーが赤・青・緑・黄・白・紫の光になり、
ゼロの手の中で漆黒の剣と変貌する。

(ゼロ>ヒハハハ・・・
(ソー>ク・・・卑怯な奴だぜ・・・!
(ゼロ>卑怯は俺の固有名詞だ・・・さぁて、余興と行くかぁ・・・

ゼロが地面に『ネオ・ディスカリバー』を突き立てると、
『ネオ・ディスカリバー』の宝珠と『ゼロ・ベルト』が共鳴し、
『ゼロ・ベルト』が十字の溝を作るように開いた。
ベルトの中央には、円形の中に鍵穴のような細い隙間がある。

(キル>な、なんやあれ!?
(セイバー>『ゼロ・ベルト』に隠された能力・・・!?
(ゼロ>見せてやるよ・・・俺の“真の解放”をなぁ・・・!

ゼロは『ネオ・ディスカリバー』を引き抜き、
『ゼロ・ベルト』に現れた鍵穴に、その剣先を差し込む。
その一帯に、パイプオルガンに似た音の、恐怖を覚えるメロディが響く。

(ゼロ>ヒハハハハハ・・・“ヒドゥン・リベレイト”ォ!

ゼロが『ネオ・ディスカリバー』を鍵のように1回転させると、
ENERGY OF CATASTROPHE』という音声が響き、彼の全身に黒いスパークが駆け巡る。
そして、『ネオ・ディスカリバー』が自然に零’sメンバーに戻る。

(ブレイズ>グアァ!
(デッド>ブレイズさん! 皆さん! 大丈夫ですか!?
(フリーズ>グ・・・ま、まぁ何とかね・・・
(ミカエル>ク・・・ソ・・・とうとうさせてしまったか・・・

ゼロの体を駆け巡っていたスパークが消え、彼の背中に黒いマントがなびく。
『デュエル・クロウ』も原型をほぼ残してなく、爪は先ほどよりも鋭く伸びている。
彼が目を開いた時、自信と復讐に満ちた瞳だった。 もう、ゼロやネオの目では無い・・・

(???>絶えよ“天界”・・・滅べよ“地獄”・・・
      零落せよ、愚かな人類共!

彼がそう叫ぶと、辺りに突風が吹く。

(ムゲン>ぬぅ・・・何だ、この威圧は・・・!?
(サイス>ブレイドやネオの時とは比べ物にならない・・・!?
(ブレイズ>テ、テメェ! 一体何者だ!?
(???>口を慎んだらどうだ? 私と貴様達より遥かに格が上だ。
(ブレイズ>んなこたぁどうでもいい! 名前を言えっつってんだよ!
(ミカエル>・・・オメガだ・・・ορειχαλκοσオメガ・・・
(デス>オメガ・・・?

オメガと呼ばれたその男は、ミカエルを見下すような目で見る。

(オメガ>・・・ほぅ、貴様まだ生きていたのか?
(デッド>知り合いですか!?
(ミカエル>あぁ・・・宇宙が誕生する前からな・・・!
(ルシファ>ハァ? 何バカ言ってんだ!? 俺様はこんな奴知らねぇぞ!
(セイバー>それに・・・オメガなんて名前は聞いたことが無い・・・
(オメガ>当然だな。 私は“無”そのものだからな。
(キル>意味わからへん! 何が言いたいんや!?
(ミカエル>・・・宇宙は元々何も無かった・・・
       それを俺とルシファを含めた8人の天使が力を合わせ、
       この宇宙を、そして天界と地獄を作り上げた。
(ルシファ>んなことはわかってんだよ! その時こいつはいなかったろ!?
(ミカエル>俺があの“ビッグバン”を起こそうとした時・・・
       オメガはすでに周りにいた・・・!
(デザート>え・・・!?
(オメガ>・・・そんな時から私に気づいていたのか・・・
      やはり貴様は何億年経とうと邪魔な存在だな・・・
(アックス>どういうことだ!?
(オメガ>貴様達は気づかなかったか? そこにいるムゲンの一件・・・
(ムゲン>ぬ・・・!
(オメガ>“ナッシング”の一件・・・
(レクイエム>・・・!
(オメガ>“ドラグノイド星”、そしてゼロという人間による一件・・・必然的ではなかったか?
(全員>ッ!?

これらの事件を覚えていて、尚且つ勘の働く者は誰もが思っただろう。
どう考えても、ゼロ達に関わる事件が起こりすぎているのである。

(ムゲン>ならば・・・我を作り出し、2代目地獄皇帝ミレニアムを殺させ、
      ゼロに憑依させたのは・・・!?
(オメガ>私だ
(レクイエム>秘密暗殺組織“ナッシング”を結成させ、
        そのミレニアムの復活とルシファを目覚めさせたのも・・・!
(オメガ>私だ
(デス>・・・“ドラゴン細胞”を生み出し、ドラグノイド星人の方々にそれを感染させたのも・・・
(オメガ>私だ
(セイバー>もしかして・・・“アルマゲドン”の原因も・・・!?
(オメガ>勿論私だ
(ミカエル>そして・・・ルシファを使ってハミエル達を殺した・・・!
(オメガ>その通り・・・全て私がやった
(ルシファ>ふざけんな! 俺様は貴様を知らねぇ上に命令された覚えもねぇ!
       どうやって俺様を操ったってんだ!?
(ダーク>待て・・・“無”なら命令なんて覚えられるのか・・・?
(オメガ>その者のいう通りだ。 存在の無い者の声など聞こえない。
      それに触れられない。 見られない。
      だが・・・そんな私を誰よりも早く見つけ出し、
      生命の抹消をことごとく妨害してきた者・・・
      それがミカエル! 貴様だ!

オメガはミカエルを強く指差した。 カッと見開いた目からは強い憤りを感じる。

(ミカエル>・・・俺はお前を消す為に、今までお前を倒す存在を待っていた・・・
       それがゼロのはずだった・・・
(ヘル>なら・・・ゼロの一件もお前が・・・!
(オメガ>それはゼロという人間の意思だ。
(ヘル>なっ・・・!?
(ブラッド>じゃあ・・・あいつ・・・!
(オメガ>そう・・・本気で“人類を滅ぼしたい”と願っていたのだろう・・・
      しかし今度は彼の兄弟によって妨げられた・・・
      そして、私に身を委ねたのだ!
(ブレイズ>バカ野郎! ゼロはそんな奴じゃねぇ!
       それ以上言えばぶった斬るぜ!?
(オメガ>なら・・・試してみるか?
(ブレイズ>上等じゃねぇか―――
(ヘル>“エボリューション・レザルト・バースト”!

いつの間にか『キメラテック・オーバー・ドラゴン』が召喚されていて、
ヘルの命令でオメガに向けて数発の光弾を放ち、全弾命中させた。
辺りに爆風と砂埃が撒き散る。

(ブレイズ>ッ! おいヘル! あいつは俺が・・・!
(ヘル>相手を考えろ! どう考えても・・・お前一人で敵う相手じゃない・・・
(オメガ>なかなか物分りのいい奴だな・・・
(ヘル&ブレイズ>ッ!?

砂埃が止み、何事も無かったかのように、傷一つついていないオメガの姿がそこにあった。

(ホラー>む・・・無傷だと・・・?
(オメガ>私に歯向かう者は皆“無”に返る・・・無論、そうせずとも“無”に返してやるがな?
(ムゲン>化け物がぁ・・・! “フォビドゥン・バスタァァァァ”!
(バーサーク>“ドラゴニック・フレア”!

ムゲンの両手から黒い光線が、バーサークの右手から巨大な火球が放たれる。
が、オメガはムゲンを超える速さで避けきった。

(バーサーク>早すぎる・・・やはりダメか・・・!
(オメガ>さて・・・そろそろ反撃開始と行こうか・・・?

オメガは左腕を天に掲げる。 すると、その掌の上に直径500mは超える球体が現れた。

(ジェノサイド>No! It's Very DANGEROUS!
(ヤイバ>でか過ぎる・・・! やばいぞ!
(オメガ>フッ・・・零落せよ・・・地獄の民!
(???>させるかよぉ!

オメガの真後ろからそんな声が聞こえた。
かと思えば、あの巨大な球体が爆発音と共に消えた。

(オメガ>ッ? 何者だ・・・?
(???>ヘッ・・・真の闇、到来!
(ストーム>む・・・! あの台詞・・・ネオで御座るか!?

ストームのいうとおり、オメガの傍に、ゼロのもう一つの人格であるはずのネオが浮いていた。

(サイス>な・・・何故お前が・・・!?
(ネオ>知るか! ゼロが“天界”で『ベルト』に『ディスカリバー』刺した瞬間、
     ゼロの体から出てきちまったんだよ!
     んで、いつの間にか“天界”は無くなっちまってるし、
     一応こっちに来てみたら、こうなっててなぁ!
(オメガ>なら矛盾していないか? ゼロのもう一つの人格なら私と同意見だろう?
(ネオ>生憎だったな。 話は全部聞いてるぜ? 俺は全部消そうなんて思っちゃいねぇ!
     ゼロが消えちまったら俺も消えちまうからな!
(レクイエム>な、何・・・あいつ敵じゃなかったの?
(ランス>よくわからなくなってきた・・・
(フリーズ>でも、ちょっと見直したね。
(ネオ>見直したんなら手ぇ貸してくれ! 武器がねぇと戦えねぇからな!
(ブレイズ>よっしゃぁ! 準備はいいか!?
(零’s>完了!

零’sのメンバーが先ほどと同じように6色の光となり、
ネオの手中で漆黒の剣へと変わった。

(ネオ>ヘッ・・・やっぱこうじゃなきゃなぁ!
(オメガ>逆らうなら・・・零落せよ!

ネオの『ディスカリバー』と、オメガの『クロウ』が激しくぶつかり合う。

(ソー>す・・・すげぇ・・・・
(アックス>感心してる場合じゃない! 俺達も行くぞ!
(セイバー>了解!


セイバーは剣と盾、サイスは大鎌、アックスは大小2本の斧、ヤイバは双剣、
ランスは長い槍、ソーはチェーンソーを構え、オメガに向かっていった。

(ネオ>ネハハァ! 7対1だぜぇ!?
(オメガ>6人増えただけで粋がるとはな・・・

たった一人とはいえ、オメガの手は緩まない。
7人の攻撃をその爪で返し、避け、そしてバリアではじき返した。

(ネオ>グアァ!?
(サイス>クソッ・・・やはり強い・・・!
(オメガ>最初に言ったはずだ。 私と貴様達は格が違いすぎると・・・
(ネオ>うるせぇ! お前らどいてろ!
     “ウィルオウィプス・ロード:グレィ”!

ネオが叫ぶと、セイバー達がオメガから離れる。
その直後、オメガの左右に灰色の火の玉が現れ、道のようにずらりと並ぶ。
『ディスカリバー』の宝珠が灰色に輝き、男声と女声による合唱が響く。

(オメガ>・・・ッ!
(ネオ>喰らえ! “インフェルノックス・ダークネス”!

ネオは灰色の火の玉の道を翔け、オメガを一刀両断し、激しく爆発させた。

(ネオ>っしゃぁ!
(ランス>やったのか!?
(サイス>・・・いや、あっけなさすぎる・・・

(オメガ>正解だ
(ネオ>ッ!?

もくもくと渦巻く煙に大きな穴が空き、真っ黒な光線がネオ目掛けて発射された。
奇跡が無い限り、回避には間に合わない。

(セイバー>えっ!?
(デス>いけません! ネオ殿逃げて下さい!
(ネオ>・・・

ネオは無言で『ディスカリバー』を地面に投げた。

(ヤイバ>なっ・・・あ、あいつ・・・
(ムゲン>お、御主・・・死ぬ気か!?
(ネオ>・・・最期ぐらい・・・カッコよく逝かせろぉ!
(オメガ>零落せよ・・・ουρανοσネオ!

オメガの放った光線はネオに直撃した。
光線が消えた時、ネオの姿は微塵も無かった。
同時に、『ディスカリバー』の融合が解けた。

(ブレイズ>あ・・・あの野郎・・・ふざけやがって・・・!
(オメガ>フハハハハハ! 邪魔な者は消えた・・・次は貴様達の番か・・・?

オメガは左手をセイバー達に向ける。
無論逃げる事は可能だが、全員が金縛りにあったようで動く事も助ける事もできない。

(サイス>ク・・・ここまでなのか・・・?
(セイバー>ツルギ・・・すみません・・・

(デッド>セイバーさん! 皆さん!
(オメガ>フハハハハ・・・零落せよ!

オメガは再び光線を放った。 セイバー達の命は・・・と思いきや、
その光線は真上に反れ、上空遥か彼方へ飛んでいった。

(オメガ>ク・・・今度は一体・・・ん?
(???>ハァ・・・ハァ・・・皆、待たせたな!
(セイバー>あ・・・ツ・・・ツルギ!


青いフレームの眼鏡、決して高くはない身長、
そして何よりその両手で握る巨大な剣『デュエル・ブレイド』。
彼こそ、ゼロを倒した英雄と言えよう、ゼロの実の弟・φοενιξツルギである。
そして、ヘル達のもとに実の妹であるルイも駆けつける。

(ルイ>皆、大丈夫!?
(キル>やっと来てくれたんか・・・ちょっと遅いで・・・
(ツルギ>すまなかったな・・・
(ソー>いや・・・それより気を付けろ・・・こいつはさっきネオを・・・
(ツルギ>あぁ・・・大体の事情はわかってる・・・
      それにさっきの攻撃ははね返すのがやっとだった・・・
      こいつ・・・今までの敵の中で一番手強い・・・!

(オメガ>フン・・・たった1人加勢したところで何になる?
(ブレイド>(1人だけではない。 ツルギ、ここは俺に任せてくれ)
(ツルギ>ブレイド・・・
(ブレイド>(俺は元々消えるべき存在・・・それにお前は最後まで体力を温存しておけ)
(ツルギ>・・・わかった!


ツルギは『ベルト』に差し込まれた青い龍の描かれたカードを抜き取り、
赤い竜の描かれた面に裏返し、再度『ベルト』にセットした。
ENERGY OF DRAGON!』の音声が響き、彼の背中に悪魔のような翼が4枚生えた。
さらに、『デュエル・ブレイド』が弓のような形に変形した。

(ブレイド>・・・ブレイド、覚醒
(オメガ>だからどうしたというのだ? 変わったところで私に勝てる証拠にはならない!

オメガは『クロウ』でブレイドに襲いかかろうとするが、
ブレイドは『デュエル・ブレイド』を弓のように使い、
暗黒エネルギーにより生成された矢を放つ。
オメガは咄嗟にそれを回避した。

(オメガ>なっ・・・早い・・・
(ブレイド>避けたか・・・だが!

ブレイドはさらに矢を撃ち続ける。
オメガは反撃できず、避けてばかりである。

(オメガ>バカな・・・この私が・・・避けるのが精一杯だと言うのか!?
(ブレイド>そうだ。 所詮お前はその程度の存在だ。

ブレイドが右手を出すと、彼のその右手に長い真紅の矢が現れる。
そして、『デュエル・ブレイド』の弓にその矢を構える。

(オメガ>グッ・・・
(ブレイド>これで最後だな・・・“ダークネスゴッド・フル・アロー”!

ブレイドの弓から真紅の矢が放たれ、光を超えよう速さでオメガを射貫かんばかりに飛ぶ。

(オメガ>・・・フフフ・・・まさかこれで本気だとは思っていないだろうな・・・?
(ブレイド>何?

その瞬間、オメガの目の前に巨大な翼のような平らなものが6つ現れ、
それらが壁となって真紅の矢を防ぎ、破壊した。

(ブレイド>ッ!?
(オメガ>“オレイカルコス・ツール”・・・ある時は盾に、またある時は剣となる・・・
      無論こういう事も可能だ。

オメガが左掌をブレイドに向けると、“オレイカルコス・ツール”が華のように円形に並び、
その先端をブレイドに向け、筒状になる。
そして筒状に並んだ“ツール”の中から、
さっきとは比べ物にならないほど強力な光線が放たれた。
ブレイドは『デュエル・ブレイド』で弾こうとするが、逆に弾かれる。

(ブレイド>なっ・・・グアァ!?
(オメガ>フン・・・

ブレイドが地面に落ちると、ブレイドがツルギの中から出てきてしまった。

(ツルギ>グゥ・・・!
(ルイ>お兄ちゃん!
(ジェノサイド>Mr.ブレイドでも倒せないのですカ・・・!
(オメガ>貴様達は私に宣戦布告した瞬間から敗北している。
(ミカエル>黙れ・・・まだ可能性はある! “傲慢”!

ミカエルはオメガをエネルギーの塊で包み、それを握りつぶすようにして爆発させたが、
オメガは何事も無かったかのように平然としている。

(ミカエル>ク・・・
(オメガ>笑わせるな・・・この程度で何ができる?
(ブレイズ>何もしねぇよりはマシだ! “魔武威抉離”!
(フリーズ>ハァ!
(ストーム>“疾風怒闘”!
(デザート>撃ちます・・・!
(ルシファ>“堕天斬覇-ルシフェル・ブレイカー”!

ブレイズは刀、フリーズは棒、ストームは鉞、デザートはレーザーガン、
ルシファはその体に装備した3つの髑髏を組み合わせて応戦する。
が、オメガは“ツール”を駆使し、弄ぶように防御している。

(バーサーク>クソ・・・! “ドラゴン・ファング”!
(ムゲン>“フォビドゥン・フィスト”!
(セイバー>・・・僕達も行きますよ!

その中にバーサーク、ムゲン、セイバー、サイス、アックス、ヤイバ、ランス、ソーも加勢する。
が、戦況は全く変化しない。

(ルイ>お兄ちゃん! しっかりして!
(ツルギ>く・・・ブ、ブレイド・・・お前は大丈夫か?
(ブレイド>あ・・・あぁ・・・まぁな・・・だが・・・やはり俺が戦ってよかったな・・・
(ツルギ>何?
(ブレイド>これで・・・奴の本気がどの程度かわかっただろう・・・?
(ツルギ>ッ!? まさかお前、最初からそうする為に・・・!?
(ブレイド>ネオの死は無駄にはしない・・・
(ツルギ>バカか!? お前が死んだら俺はどうなるんだよ!

(ルイ>お兄ちゃん・・・
(ツルギ>俺はお前と契約したはずだ!
      お前が死んだら契約成立しねぇじゃねぇか!
(ブレイド>・・・すまない・・・
(ツルギ>謝るなら、あいつを倒した後にしろ!
      こうなったらこれを使うまでだ!


ツルギはポケットからカードを取り出す。
このカードには、両面に青の龍と赤の竜が円を描くように描かれていた。
そして彼は立ち上がり、うつ伏せになっているブレイドに手を伸ばす。

(ツルギ>ほら、立てよ。 2人で・・・いや、皆で奴をぶっ飛ばしてやろうぜ。
(ブレイド>・・・フッ、成長したな・・・


ブレイドはツルギの手を掴み立ち上がると、ツルギの真後ろに立つ。

一方、ブレイズ達の体力はもう限界に近かった。

(ブレイズ>チ・・・ク・・・ショォ・・・!
(サイス>もう・・・限界か・・・
(オメガ>他愛もないな・・・そろそろトドメを・・・ん?

オメガはツルギに目を向けた。

(オメガ>・・・何を始めようとしている?
(ツルギ>行くぞブレイド!
(ブレイド>あぁ、いつでも構わん!
(ツルギ&ブレイド>解放!


ツルギはさっき取り出したカードを『ベルト』にセットする。
『ENERGY OF OUROBOROS!』という音声が響き、
ブレイドの翼がツルギを包み、4枚ある翼が6枚に増え、
一番下の2枚の翼は先ほどまでのような黒い翼だが、
真ん中の2枚の翼は七色に輝き、一番上の2枚は眩いほど純白の翼だ。

(ヤイバ>こ・・・これは・・・
(デス>う・・・美しい・・・
(オメガ>・・・何をする気かは知らんが・・・待つ事は嫌いでな・・・

オメガが手をかけようとするが、翼から放たれる光の所為で近寄る事ができない。

(オメガ>クッ・・・何だというのだ・・・!?

その後、光が一層増したかと思うと、翼が開かれ、
ツルギ・・・いや、その器であるουροβοροσシースが顔を見せた。
そして、その手にある『デュエル・ブレイド』の刃が縦に分かれ、
その間から光の剣が伸びる。

(シース>・・・シース、覚醒!
(ソー>う、器か・・・?

(ヘル>あ、あんな姿・・・見た事が無い・・・
(オメガ>ほぅ・・・それがどうした!?

オメガは2つの“ツール”で攻撃するが、シースは目にも止まらぬ速さでそれを斬り刻んだ。

(オメガ>何!?
(シース>終わったか? なら今度はこっちから行くぞ!

シースは『ディエル・ブレイド』でオメガを上空へ弾き飛ばし、切りかかる。
弾き飛ばされたオメガは『デュエル・クロウ』でそれを防ぐ。

(オメガ>グッ・・・! だがたった一人で私に勝てると・・・!
(シース>俺は一人じゃない!
(ヘル>“エボリューション・レザルト・バースト”!

ヘルの『キメラテック・オーバー・ドラゴン』の攻撃がオメガを襲う。
今度はオメガも気が回らなかったらしく、見事に命中した。

(オメガ>グア・・・!?
(光未来>“フル・エレメンタル・バスター”!
(ムゲン>“フォビドゥン・スパーク”!
(バーサーク>“ドラゴニック・キャノン”!
(ダーク>“地球灼熱斬”!
(レクイエム>“バーサーカー・クラッシュ”!
(ブラッド>“デス・クロニクル”!
(キル>“アブソリュート・バイト”!
(ジェノサイド>“スクラップ・フィスト”!
(ホラー>“ラス・オブ・ネオス”!
(デッド>“ローリング・サンダー”!
(デス>“オーバー・ザ・レインボー”!
(ルイ>“黒・魔・導”!

ヘルに続き、次々とオメガに攻撃を加える。
オメガは防御するのに精一杯のようだ。

(オメガ>な・・・何故だ・・・? 何故これほどまでの力を・・・!?
(フリーズ>“仲間”って奴だっと!
(オメガ>ガハァ!?

フリーズが後ろから回り込み、その棒で叩きオメガをストームにパスした。
その後、デザート、ルシファ、ミカエルと続く。

(ストーム>そして強大な力に打ち勝つ“希望”を掴んだ力で御座る!
(デザート>僕達一人一人では何もできませんけど!
(ルシファ>協力すればどんな困難も乗り越えられるってなぁ!
(ミカエル>ルシファ・・・それでこそ俺の兄だ!
       行くぞブレイズ!

ミカエルはオメガをエネルギー体の内部に閉じ込めた状態でブレイズにパスした。

(ブレイズ>うぉらぁ! “魔武威太刀”!
(オメガ>グハァ!

ブレイズの刀がオメガを両断する。 が、それでもオメガは倒れない。

(オメガ>み・・・認めん! “仲間”だと!? “希望”だと!?
      そんなもの私が“無”に返してやる!

オメガは左掌を『ベルト』にかざす。
LIMIT ENERGY』という音声が響き、残り4枚の“ツール”が左手で華のように並び、
その中央から剣のようなものが伸びる。
そして、それを構えてシースに切りかかろうとする。

(オメガ>私はこの世を、生命を“無”にし、再び静寂を取り戻す!
(シース>お前が全てを“無”にするというのなら、
      俺はこの世の全てを“永遠”に残し続ける!


シースは『ベルト』にセットされたカードを抜き取り、『デュエル・ブレイド』にセットする。
LIMIT ENERGY!』の音声が響き、『デュエル・ブレイド』の光が先ほどの数倍になる。

(オメガ>零落せよ! ουροβοροσシース!
(シース>“シャァァァァインゴッドォ・フル・ソォォォォォォォォォド”!

シースの光の剣が“ツール”もろともオメガを断ち斬り、オメガの口から血が零れる。

(オメガ>バ・・・カな・・・私が・・・零落すると・・・いうの・・・か・・・?

オメガはゆっくりと地上に落下し、『ベルト』が元に戻ると同時に、ゼロに戻った。
そして、戦いによって滅茶苦茶になってしまった地獄が元の状態に戻った。

(ジェノサイド>Oh・・・デスピアルが綺麗になっていきま〜ス!
(セイバー>・・・もしかして・・・宇宙ができたのも・・・
       オメガが一時的にいなくなったから宇宙が戻ったんじゃないでしょうか?

(レクイエム>なるほどね・・・でもミカエルが作ったのなら・・・
(ミカエル>いや、爆発させた瞬間、すでに星などが存在していた。
       セイバーの説が正しいかも知れん。

そう話している途中、ゼロが起き上がった。
それと同時に、シースもツルギに戻った。

(ゼロ>何故だ・・・宇宙を“無”に返したオメガの力でさえ・・・この世を滅ぼせぬというのか!?
(ツルギ>まだそんな事言ってるのか? あの事件はあの時すでに解決しただろ!
(ルイ>そうよお兄ちゃん! 目を覚まして!
(ゼロ>黙れ! 人間が、生命が存在する限り、俺の思想は変わらない!
     “天界”も、“地獄”も、“宇宙”も、そしてお前らも!
     全員俺に滅ぼされるべきなんだよ!

ゼロの両手から“全土滅殺 天征波”がツルギ達に向かって放たれる。

(ゼロ>滅べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
(ツルギ>・・・バカヤロォォォォォォォォォォォォ!

ツルギは『デュエル・ブレイド』でそれをはね返した。
はね返された“全土滅殺 天征波”はゼロを―――















―――物語はここで切れてしまってる・・・
その後のゼロの行方や、“天界”と“地獄”の未来などはわからない・・・
あと、生命は“無”に返るのか、“永遠”に残り続けるのかも・・・
ただ、一人一人頑張っていけば、生命もこの宇宙に受け継がれていくのではないだろうか?
















地獄よりの訪問者〜完〜

〜前回のあらすじ〜
『零神』と『壱神』を『超融合』させ、『全神』の究極の力を手に入れたゼロ。
だがルイの召喚した『闇神』や、
ツルギの召喚した『光神』の2体の神によって、決闘は終結した。
そしてゼロの野望も・・・




ゼロ・ネオ LP2300→0

『光神』のブレスが消えた時、ゼロの体が液状化し、ネオの体に入り込んだ。
が、ネオの目は普段の目に戻った―――つまり、今はゼロの状態だ。
ネオの持っていたネオ・ディスカリバーは床に落ち、レイズの6人に変化した。

(ブレイズ>俺、炎上!
(フリーズ>君、僕に凍てつかされてみる?
(ストーム>拙者の風に汝が負けた、で御座る。
(デザート>塵にしますけどいいですか? 貴方に決定権はありませんけど!
(ルシファ>問答無用で俺様爆誕!
(ミカエル>転生・・・障害を排除する。
(デッド>み、皆さん、元に戻ったんですね。

その後、ゼロは膝をつき、嘆き始めた。

(ゼロ>何故だ・・・! 何故・・・地球を・・・未来を・・・救えなかった・・・?
(ルイ>お兄ちゃん・・・
(ツルギ>確かに人間は・・・自然を破壊し、大気を汚染し、地球を殺そうとしていた。
       だが、地球を・・・未来を救えるのも人間だけだ!
(ゼロ>・・・ツルギ・・・
(デス>ツルギ殿の言う通りです。 人間がした事は、人間が何とかできます。
(セイバー>地獄からも、天界からも地球を見守ります!
(ゼロ>・・・ククク・・・ッハハハハハハハハ・・・
(ツルギ>ッ・・・何がおかしい!?
(ゼロ>・・・いや・・・お前等が正しいのかも知れん。
(全員>ッ!

ゼロがその場で大の字になって寝転び、話を続ける。

(ゼロ>俺は人の悪いところしか見られないようだ・・・
     戦争、差別、虐殺、独裁・・・
     けど、それを抑制する為に努力している人間もいんだな・・・
(バーサーク>ゼロ・・・
(ゼロ>お前等には迷惑かけたな・・・
     ツルギ、ルイ、『全神』の攻撃は痛かったろう・・・
     ブレイズ、フリーズ、ストーム、デザート、ルシファ、ミカエル・・・
     レイズとか言われてたな・・・武器に閉じ込めたりして悪かった・・・
(ブレイズ>ゼ、ゼロ・・・どうしたんだ急に?
(ゼロ>ヘル達に至っては、無理矢理地獄から連れ込んで悪かった・・・
     個人個人に言えば、ヘルのドライバー隠したし、
     キルの化石のコレクション1つ壊したし、
     ダークの手帳すり替えたし、バーサークのカード盗んだし、
     ブラッドのタロットカードも捨てちまったし、ホラーの錬金術の本濡らしちまったし、
     デッドのおやつも食っちまったし、ジェノサイドの教科書汚しちまったし、
     ムゲンは無理に仲間に決め込んじまったし、レクイエムには嘘もついてたし、
     デスは地獄の事で忙しいのに・・・
(レクイエム>あ・・・あんなの、もう忘れたわ・・・
(ヘル>確認事項3つはいいとして、陰でそんな事を・・・
(ゼロ>セイバー達はブレイダーぶっ壊して悪かったな・・・
     天界も滅茶苦茶にしちまったし、地獄も何度か攻め入ったし、
     それに・・・グッ、ゴホッ!

ゼロがガバッと起き上がり、激しく咳き込む。
口から大量の血が噴出した。

(サイス>ッ!? ゼ、ゼロ!?
(ゼロ>・・・ヘヘヘ・・・俺はもうもたねぇだろうな・・・
(ジェノサイド>What's!?
(ゼロ>『光神』も『闇神』も・・・『全神』と同じく特別な存在・・・
     それに巨大なダメージだ・・・本当に世話かけたな・・・
(ルイ>お兄ちゃん! 死んじゃ嫌!
(ツルギ>ふざけんなよ、おい!
(ゼロ>泣くんじゃねぇよ・・・俺が大嫌いなのは・・・涙だからな・・・
     ・・・お前等・・・地球を・・・頼んだ・・・

そう言い遺し、ゼロは目をゆっくりと閉じた。

(ルイ>お兄ちゃーーん!
(ツルギ>あ・・・兄者ーー!
(キル>ア・・・アホや・・・ホンマにアホやった、あいつは・・・
(ムゲン>あの者・・・我はこれから誰を超えれば良いのだ!?
(ダーク>畜生・・・あいつ1人死んだぐらいで・・・なんで・・・

全員涙を流したが、ヘルが叫んだ。

(ヘル>・・・泣いている場合じゃない! 俺達はゼロに頼まれた事をしなければならない!
(キル>・・・せやな、ワイらは地獄やから無理やけど、陰でサポートや!
(ダーク>人間の・・・地球の未来を守ってみせる!
(バーサーク>ゼロが好きだった自然もな!
(ブラッド>よぉし、そうと決まりゃ地獄に戻るぜ!
(ホラー>あぁ! 地球を美しくする方法を考えよう!
(デッド>それはいい考えですね!
(ジェノサイド>Very niceで〜ス!
(ムゲン>・・・我も協力させてもらおう。
(レクイエム>当たり前じゃない。
(デス>セイバー殿達はどうなさいますか?
(セイバー>僕達はライトピアに残ります。 天界の皆で地球について話し合います。
(サイス>俺もテラリアに帰って父上に話す。
(アックス>俺達もデスピアルで考えようぜ!
(ヤイバ>そうだな。 沢山いる方がアイディアも浮かぶだろう。
(ランス>ルイちゃん、ツルギ、お前等はどうする?
(ソー>ゼロが死んでショック大きくないか?

(ルイ>・・・ルイもお兄ちゃんの願い叶える!
(ブレイズ>その意気だぜ! 俺等もやろうじゃねぇか!
(フリーズ>地球に降りてそれぞれの方角を見張ろうか?
(ストーム>成る程、その方が効率がいいで御座るな。
(デザート>皆で頑張りましょう!
(ルシファ>俺様は暫く地獄にいるぜぇ。
(ミカエル>俺は天界に留まる。 指揮も必要になるだろうからな。
(ツルギ>・・・俺だってゼロの弟だからな!
       兄者! どっかで地球を見てろよ!























(故ゼロ>ククク・・・まずは第1プロジェクト成功だ。
     死ねば地獄か天界のどちらかに辿り着く・・・
     そのどちらかを拠点にし、悪魔等を人間共に一気に攻め込む!
     ツルギ達には悪いが、人類殲滅計画は不滅だ!
     フハハハハハハハハ! ヒハハハハハハハハ!・・・ハ?

ゼロは我に帰って周りを見回す。
目の前には、恐ろしく驚いた様子のツルギ達がいた。

(ツルギ>あ・・・あれ・・・?
(ルイ>さっき・・・ん〜?
(故ゼロ>お・・・お前等・・・何でここに?

そしてセイバーが納得したように両手を叩いた。

(セイバー>そうですよ。 ここは天界じゃないですか。
(ゼロ>あ、そっか。 いや〜、またお前等に会えてよかった―――
(ムゲン>御主、さっき何を一人でブツブツ言っておったのだ?

全員の驚きの面が、怒りの面に変わっていった。
ゼロはそれに怯えているのか、冷や汗を流しながら小声でなだめようとする。

(故ゼロ>あ・・・あれ・・・皆怒ってらっしゃる?
       怒っちゃダメダメw 心臓とかに余計な負担かけちゃうし、
       何より脳に障害起こす事もあるから―――

(ツルギ>セイバー、とっておきの魔法を使ってくれ
(セイバー>わかりました。
        “ゼウス・リバイブ・セイバー”!


その瞬間、ゼロの頭に浮いていた輪がゆっくりとフェードアウトした。

(ゼロ>あれ? 生き返った?
(セイバー>1日に1度だけ使える魔法ですよ。 死人を再生できます。
(ルイ>生きてたら殴っても痛いよね?
(ツルギ>そういう事だ

全員の切り札級のモンスターが大集結した。
『キメラテック』、『超伝導恐獣』、『ジ・アース』、『鎧黒竜』、『ドグマガイ』、『レインボー・ネオス』、
『雷帝』、『クーフーリン』、『アバター』、『エンライズ』、『レインボー・ドラゴン』、
『ゼウス』、『デスロード』、『ヘラクレス』、『ホウオウ』、『リバイアサン』、『ベヒーモス』、
『エザルブ』、『レタウ』、『トサルブ』、『デュナル』、『ウォダハス』、『エラルグ』、『闇神』、『光神』・・・

(全員>全軍一斉攻撃!!
(ゼロ>&%$#@?*-+!:・・・


その直後、ゼロは『生きててもいい事ばかりじゃないな』と言ったらしいが、
攻撃した本人達は“言った気がする”程度でしか覚えて無いらしい。









――その後の彼等――

〜ツルギ〜
ゼロに代わって、地獄・天界・地球を結ぼうと日々努力している。
今ではその成果も少しずつ表れてきているようだ。


〜ルイ〜
あの後遊園地を満喫。
地獄でも天界でも、いいムードメーカーとなっている。


〜ヘル〜
デスピアルにて新感覚のテレビゲームを発売。
しかし、ストラップを付けないとコントローラーが壊れる等、何かを髣髴とさせる。

〜キル〜
デスピアルの皇帝側近に任命。
しかし、大抵化石の発掘作業をしている。

〜ダーク〜
特殊警察DPRに再度就職。
“ある助け”もあるので好成績を残している。

〜バーサーク〜
あの後も死神長官として頑張っている。
が、やはりデスの前では頭が上がらないらしい。

〜ブラッド〜
デスピアルの皇帝防衛隊長に任命。
彼曰く、かなり暇な仕事らしい。

〜ホラー〜
新しい元素『Dp』を発見。
ところが、その用途がわからず悩んでいるようだ。

〜デッド〜
兄である皇帝・デスの背中を見て色んな事を勉強中。
逆にデスを注意する事もあるようだ。

〜ジェノサイド〜
皇帝防衛隊副長に任命。
ブラッドと決闘で暇つぶしをしているそうだ。

〜ムゲン〜
暴走族『無限鎮魂歌』を従え、地獄の平和を守っている。
時々ダークの手伝いをしている。

〜レクイエム〜
ムゲンと共に『無限鎮魂歌』を従え、地獄の治安を守っている。
ブラッドらが暇なのは、正直彼女等の所為である。

〜デス〜
近日、消費税を3%から5%にアップさせるらしい。
だが、苦情が多いので辞める確立の方が高い。

〜セイバー〜
普段は『Shining-future』でツルギの面倒を見させられている。
時々ライトピアに来て政治の手伝いをしている。

〜サイス〜
普段は『Shining-future』でツルギの面倒を見させられている。
時々テラリアで新人死神に基礎を教えている。

〜アックス〜
故郷の森で治安を守っている。
しかし林業の人はたいそう困っているだろう。

〜ヤイバ〜
故郷の森の空を飛びまわっている。
旅客機にとって大迷惑だろう。

〜ランス〜
相変わらず『宇宙は海から生まれた』とソーと論争している。
その度に漁業の人と水族館を困らせている。

〜ソー〜
『宇宙は陸から生まれた』とランスと論争を続けている。
家畜を飼っている人と動物園に多大な迷惑をかけている。


〜レイズのメンバー〜
天界と地獄を行き来してパトロールをしている。
彼等を見た者は皆、規律をして一歩も動かないらしい。






ゼロ
あの一件から天界でも地獄でも雑用扱いされている。
『いつかまた人類を滅ぼす』と言っているらしいが、その度に罰を受けている。
もう何度も彼の叫び声が天界や地獄で響き渡っている。






(ゼロ>チキショー・・・自由になれば天界も地獄も・・・宇宙も・・・全部滅ぼしt―――
     ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァ・・・・













地獄よりの訪問者〜完〜

〜前回のあらすじ〜
ツルギは1ターン目から『青眼の究極竜』を召喚し、
ルイは様々な魔法を使って相手の攻撃を防いだ。
だが、ゼロは『零神』を、ネオは『壱神』を召喚し、
さらにそれらを融合してしまった。
果たしてどちらが勝利をつかむのか・・・


ツルギ・ルイ LP7800
ゼロ・ネオ LP6300

ツルギ:青眼の究極竜(表攻)
     サファイアドラゴン(表守)

ルイ:ブラック・マジシャン・ガール(表攻)
    マシュマロン(裏守)
    綿毛トークン(表守)

ネオ:ユベル―Das Extremer Traurig Drachen(表攻)

ゼロ:混沌幻魔アーミタイル(表守)


『ネオ・タワー』の最上階を激しく照らす光・・・
ゼロが『超融合』を発動した直後、『零神』『壱神』が融け合い、
その光だけが現れた。

(ツルギ>こ・・・これは・・・どういう事だ・・・?
(ゼロ>『全神―ホ・ランリート』・・・それは全てを司り、全てを滅ぼす究極の神・・・
     しかし、こいつは姿をもたないただの光として存在している。
(ルイ>光?
(ネオ>・・・んじゃあどうやって攻撃すんだよ?
(ゼロ>肉体を与えればいいんだよ。
     『全神』よ! 我が肉体をお前にくれてやる!
     代わりにお前の力を俺によこせ!

光はゼロの体内に入り込む。
ゼロを激しい光が包み、背中から10枚の実体のない翼が生えた。

全神―ホ・ランリート ATK5000

(ヘル>クッ・・・なんだあの姿は・・・!?
(サイス>もはやあいつは・・・ゼロじゃない・・・!

(ゼロ>フハハハハハ! ようやく・・・ようやく手に入れた!
     これで地球を救える・・・人間を滅ぼせる!
(ツルギ>な、何を言ってやがる! まだ俺達は負けた訳じゃ―――
(ゼロ>不可能なんだよ! お前らが俺に勝てる可能性は0%!
     言っとくがな、この『全神』は元々闇属性・天使族だが、
     全ての属性・種族としても扱える!
     さらに、全フィールド上モンスターの効果を得る!
(ルイ>え・・・じゃあ戦闘破壊されず、ダメージは相手に・・・
(ツルギ>それに戦闘後にモンスターを破壊し、自分ターンのみ攻撃力1000・・・
(ネオ>す・・・すげぇじゃねぇか相棒!
(ゼロ>だが・・・このモンスターが融合召喚されたターンは攻撃できない。
     しかも『全神』以外の自分のモンスターは攻撃宣言ができない・・・
     俺は魔法カード『歪んだ願い』を発動。
     除外されたカードが20枚以上ある時、
     除外されたカードを全てデッキに戻してシャッフルし、
     戻したカードの枚数分カードをドローする。
     俺は“六滅神”6種、三幻魔と『ファントム・オブ・カオス』『レンジ』を戻し、11枚ドローする。
(ネオ>なら俺は9枚ドロー!
(ルイ>ルイとお兄ちゃん除外してない・・・ずるい!
(ゼロ>カードを5枚伏せ、『N・グラン・モール』を召喚し、ターンエンド。

(ジェノサイド>Mr.ゼロ・・・なんといウ・・・
(ヤイバ>『全神』にバウンス効果まで足しやがった・・・
(バーサーク>これで本当に勝てる見込みは・・・

(ルイ>ルイのターン! ・・・
(ツルギ>どうした? ルイ・・・
(ルイ>・・・綿毛トークンと裏側表示の『マシュマロン』を生贄に、
     『ブラック・マジシャン』を召喚。

(ネオ>ハァ? んなモンスターで『全神』に勝てるとでも―――
(ルイ>魔法カード『賢者の宝石』発動。
     デッキから2体目の『ブラック・マジシャン』を特殊召喚。

(ツルギ>おい、お前一体何を―――
(ルイ>『ブラック・マジシャン・ガール』と2体の『ブラック・マジシャン』を生贄に捧げ・・・

その時、『ブラック・マジシャン・ガール』が宙に浮かび、
2体の『ブラック・マジシャン』が彼女に魔力を与える。
そして『ブラック・マジシャン・ガール』は、
紫色の衣を纏った、赤い瞳の魔法使いへと変貌した。

(ツルギ>なっ・・・
(ネオ>なんだこいつは・・・!?
(ゼロ>チッ、やはり持っていたか・・・
(ルイ>『闇神―ハクティウス・アンクラード』、召喚!
     ・・・名前長いよ〜・・・


闇神―ハクティウス・アンクラード DEF4000

(ネオ>フン、守備を固めるぐらいで3体も生贄に捧げたのか?
(ルイ>バッカじゃないの? 『闇神』は特殊召喚に成功したら、
     相手のフィールドと手札を全部確認して、
     魔法と罠を全部墓地に送って、相手に500ポイントのダメージを与えるの!


『闇神』の杖の先端の六亡星が妖しく輝き、
ゼロのフィールドにセットされた『スピリットバリア』『アストラルバリア』『洗脳解除』
『魔封じの芳香』『メタル・リフレクト・スライム』、
ネオの手札の『終わりの始まり』『闇の幻影』『地割れ』が破壊され、そのまま2人を襲った。

ゼロ・ネオ LP6300→2300

(ネオ>カ・・・ハ・・・
(ゼロ>なる・・・これが“闇の神”の力・・・
(ルイ>カードを1枚伏せて、ターンエンド!

(ネオ>・・・俺のターン!
     モンスターを守備表示で召喚!
     『全神』で『究極竜』に攻撃だ!
(ツルギ>クッ・・・
(ネオ>行くぜ相棒!
(ゼロ>わかっている・・・

ゼロの両掌にエネルギーが集めらる。
その間にゼロの翼から無数の光弾が『究極竜』に向けて放たれる。

(ゼロ>愚かな弟達よ! これでお別れだ!
(ルイ>速攻魔法『防御魔術』発動!
     相手モンスターの攻撃対象を、魔法使い族モンスター1体に変更!
     お兄ちゃんが攻撃するのは、『闇神』よ!

(ゼロ>フッ、1ターン生き延びただけだ!

無数の光弾は進路を変え、『闇神』を包み込む。

(ゼロ>“完全破滅”・・・“カタストロフィー・ゼロ”!

ゼロの掌の巨大なエネルギーの塊が放たれ、『闇神』を粉々に砕いた。
守備表示では『アーミタイル』の効果で攻撃力10000になった意味は無いが、
『ユベル―Das Extremer Traurig Drachen』の効果が発動し、
ツルギ達に4000ポイントのダメージを与えた。

ツルギ・ルイ LP7800→3800

(ツルギ>グゥ・・・
(ルイ>何これ・・・体中が痛い・・・
(ゼロ>これが『全神』の力・・・そして俺の力だ!
     この力を使い、全人類を滅ぼし、俺が宇宙の頂点に立つ!
     そして、地球を過去の形に再生させる!
(ツルギ>ふざけるな・・・まだ俺達のライフは2800も残っている!
(ゼロ>次の俺のターンがくればそのライフも儚く散る。
     この後の人間共のようにな!
(ネオ>俺はターンエンドだ!

(アックス>次のツルギのドローで・・・人間達の運命が・・・
(キル>ツルギ! そんなアホ、早よ倒してまえ!
(デス>ゼ・・・ゼロから、地球を救ってくだされ!

(ツルギ>(んな事言っても・・・俺の手札は3枚、
       そしてモンスターは『究極竜』と『サファイアドラゴン』のみ・・・
       余程引きが良くなければ、この状況は・・・)

(ゼロ>早くしてくれないか? こちらも時間が押しているのでね。
(ツルギ>・・・俺のターン! ・・・ッ!?
(ネオ>ネハハハ! 終わったようだな!
(ルイ>お兄ちゃん!?
(ツルギ>・・・『融合解除』発動。
       『究極竜』をデッキに戻し、『青眼の白龍』を3体特殊召喚する。


『究極竜』を光が包み、3体の『白龍』に戻った。

(セイバー>ダメです・・・ツルギはもう・・・
(ブラッド>俺達が諦めてどうする!? ツルギとルイは頑張ってんだ!
       あいつらはまだ勝機を捨てたわけじゃねぇ!
(ソー>ブラッドの言う通りだ!
(ダーク>ツルギ・・・何としてでも勝ってくれ・・・

(ネオ>外野は黙っていやがれ! この状況でよくんなジョークが飛ばせるなぁ!?
     勝てるワケねーんだよ! 決闘が始まった瞬間からな!
(ツルギ>決闘は未来と同じで、何があるかわからない・・・だから楽しいんだよ。
(ネオ>な・・・何言ってやがる? お前フィールド見えてんのか?
(ツルギ>見えたよ、俺達の・・・人間と地球の未来が!
       俺は3体の『青眼の白龍』を生贄に捧げる!

(ネオ>な、何だと!?
(ゼロ>ま・・・まさか・・・そんなバカな!?
(ツルギ>出ろぉ! 『光神―ノガーズ・ギル』!


3体の『白龍』が上空へ飛翔し、眩い光となって一体化する。
光が収まった時、全身に銀色の宝珠がついた、
蒼き眼を持つ白銀の龍が舞い降りた。

光神―ノガーズ・ギル ATK4000

(ゼロ>こ・・・これが・・・最強の“光の神”・・・
(ネオ>最強・・・だと?
(ツルギ>『光神』の特殊召喚に成功した時、
      相手フィールド上と手札のモンスターカードを全て除外し、
      除外したモンスターの数だけ、攻撃力が500ポイントアップする!

(ネオ>ハァ!?
(ツルギ>行け『光神』! “シャインゴッド・エクスプロージョン”!

『光神』についた全ての宝珠が神々しく輝き、
ゼロとネオの手札のモンスター12枚、
そしてフィールドの『アーミタイル』『グラン・モール』『ユベル』『闇の仮面』が、
『光神』の宝珠に吸収され、ゼロの体の光と翼も消えた。

光神―ノガーズ・ギル ATK4000→12500

(ゼロ>バカな・・・俺の・・・『全神』が・・・
(ツルギ>『光神』でダイレクトアタック!
      “シャインゴッド・バースト”!


『光神』の宝珠が先程にも増して輝き、
口から銀色のブレスが放たれた。

(ネオ>グアァァァァァァァァァ・・・
(ゼロ>・・・俺が・・・負けた・・・?













TO BE CONTINUED...













NEXT STORY...

全ては終わり・・・

そして語り継がれる・・・



彼等は元いるべき場所へ、



大切なものを守るべく帰る



大切な“未来”を守る為に・・・





地獄よりの訪問者〜最終話:未来に届く想い〜






〜前回のあらすじ〜
いよいよ頂上に辿り着いたツルギ達だったが、
そこにいたのは、彼等の最終目標であるゼロだった!
彼は地球環境を壊す人間に制裁を与えるべく、
“人類殲滅計画”を実行しようとしていた。
そしてそれを止める為に、ツルギとルイが立ち上がった。




(ツ・ル+ゼ・ネ>決闘!

ツルギ・ルイ LP8000
ゼロ・ネオ LP8000

(ネオ>先攻はお前等からでいいぜ。 なぁ?
(ゼロ>あぁ。
(ツルギ>フン、ならば行くぞ! 俺の―――
(ルイ>ルイのターン、ドロー!
(ツルギ>なっ!? ルイ、お前・・・
(ルイ>どっちからでもいーじゃん。
    『ブラッド・マジシャン―煉獄の魔術師―』を召喚してターンエンド!


ルイの場に、赤い衣に身を包み、鎌のようなものを持った魔法使いが出現した。

(ネオ>俺のターン、ドロー!
    モンスターを守備表示で召喚!
    さらに速攻魔法『手札断殺』!
    互いに手札を2枚捨て、デッキから2枚ドローする!
(ゼロ>タッグデュエルだから全員が捨てるぞ。
(ツルギ>チッ、厄介なカードだな・・・
(ルイ>うーん・・・んじゃあこれとこれ!

ルイ:ダンディライオン、熟練の白魔導師
ネオ:サクリファイス・ロータス、スプリット・D・ローズ
ツルギ:異次元竜トワイライトゾーンドラゴン、仮面竜
ゼロ:光滅神エラルグ、降雷皇ハモン

(デッド>ルイさんが生贄確保に成功しましたよ!
(ヘル>だが・・・ゼロの奴、“六滅神”の1体を墓地に・・・
(アックス>しかも『ハモン』まで捨てやがった!?

(ルイ>『ダンディライオン』の効果で、綿毛トークン2体特殊召喚!
    そして魔法カードが発動されたから、
    『ブラッド・マジシャン』に魔力カウンターが1つ乗る!

(ネオ>カードを1枚伏せ、ターンエンドだ。

(ツルギ>俺のターン、ドロー!
     手札から魔法カード『融合』発動!
     手札の『青眼の白龍』3体を融合させ、
     『青眼の究極竜』を融合召喚する!


3体の『青眼』が融けて1つになり、
巨大な青き眼を持つ3つ首の竜が、咆哮をあげて飛来した。

(ゼロ>流石俺の弟・・・1ターン目からこれとは。
(ルイ>『ブラッド・マジシャン』の効果で、
    2個目の魔力カウンターが乗るわ。

(ツルギ>俺はターンエンドだ。

(ゼロ>俺のターン、ドロー。
    魔法カード『滅びの神の施し』を発動。
    デッキから『滅神』と名のつくレベル10のモンスターを、
    任意の数墓地に送る事で、その数だけカードをドローできる。
    俺はデッキから、『エザルブ』『レタウ』『トサルブ』
    『デュナル』『ウォダハス』を墓地に送り、
    デッキからカードを5枚ドローする。
(ツルギ>いきなり手札が8枚・・・!?
(ゼロ>さて、カードを4枚伏せ、モンスターを守備表示で召喚。
    そして墓地の“六滅神”全てをゲームから除外し、
    『零神―リーヴェ・オールズ』を特殊召喚する!

炎、水、風、地、光、闇・・・それぞれを司る宝珠が中に浮き、
それらが1つとなって、巨大な漆黒の化け物が出現した。
前回ブレイドを圧倒したゼロの切り札、『零神―リーヴェ・オールズ』である。

(ルイ>何あれ・・・気持ち悪い・・・
(ブレイド>(ツルギ、あいつには気を付けろ!)
(ツルギ>あぁ。 あれに攻撃されれば・・・

(ゼロ>『零神』の攻撃力は、召喚時の自分のライフと同じ数値となる。
    つまり、その攻撃力は・・・

零神―リーヴェ・オールズ ATK?→8000

(ルイ>攻撃力8000!? ズルいよ〜!
(ゼロ>フン、泣いても絶対に手加減しないからな。
    俺はターンエンドだ。

(ルイ>ルイのターン!
    『ブラッド・マジシャン』で、
    恐い方のお兄ちゃんの守備モンスターに攻撃!


『恐い方のお兄ちゃん』とは、恐らくネオの事だろう。
ネオの守備モンスター『キラートマト』は、
『ブラッド・マジシャン』の鎌によってザックリと切られた。

(ネオ>ネハハハハハ! 『キラートマト』の効果発動!
    デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスターを、
    表側攻撃表示で特殊召喚できる!
    俺は『ユベル』を特殊召喚する!

ネオの場に、2色の髪と翼が生えた、3つの目を持つ悪魔が現れた。
その容姿からして、性別は女性だろうか。

ユベル ATK0

(ルイ>攻撃力0? 弱いじゃん。
(ネオ>こいつはなぁ、相手に攻撃された時、
    ダメージをそっくりそのまま相手に返す効果があんだよ!
    さらに、俺へのダメージは全て0、戦闘では破壊されない!
(ツルギ>生きた『魔法の筒』か・・・これでは攻撃しにくい―――
(ルイ>『ブラッド・マジシャン』の効果発動!
    乗っている魔力カウンターを任意の数取り除く事で、
    取り除いた数×700ポイント以下の攻撃力を持つモンスター1体を破壊!
    1個取り除いて700以下の『ユベル』を破壊するよ♪


『ブラッド・マジシャン』の鎌のような部分に埋め込まれた宝珠が赤く輝き、
『ユベル』に照射され、赤々と燃え上がった。

(ランス>ルイちゃんやるな〜。 もう主力級モンスターを・・・
(レクイエム>・・・いえ、まだよ・・・

(ルイ>残念でした〜★
(ネオ>ネハハハ・・・真の闇はこれからだぜぇ?
    破壊された『ユベル』の効果を発動するぜ!

燃え上がった『ユベル』の姿が変貌し、
2頭を持つ竜のような姿となった。

(ルイ>ッ!?
(ツルギ>な、なんだ!?
(ゼロ>『ユベル―Das Abscheulich Ritter』・・・
    効果は殆ど『ユベル』と同じだが、
    自分のエンドフェイズ毎に全モンスターを破壊する。
    ・・・尤も、このモンスター以外だが。
(ネオ>今の説明通りだ。 さぁ、どうする?
(ツルギ>く・・・ここは諦めて―――
(ルイ>1ターンに1度だけじゃないのよね
    『ブラッド・マジシャン』の効果で、その『ユベル何たら』を破壊!


さっきの一連と同じく、『ブラッド・マジシャン』の魔法により、
『ユベル―Das Abscheulich Ritter』の体が炎に包まれた。

(ツルギ>・・・なかなかやるな、ルイ。
(ルイ>これくらい、当然だもん★
(ネオ>これで終わるとでも思ったか?
    『ユベル―Das Abscheulich Ritter』の効果発動!

そう、まだ終わっていなかった。
『ユベル』の翼が4枚に増え、頭が1つ、胴体に顔が1つ、
竜のような頭にそれぞれ1つずつと、顔が合計6つも現れた。
さらに膝の部分と、胴体の顔の額部分に目も存在している。

(ツ+ル>な・・・また・・・!?
(ネオ>これが『ユベル』の最終進化系、
    『ユベル―Das Extremer Traulig Drachen』!
    モンスターと戦闘を行なうだけで相手に攻撃力分のダメージを与え、
    そのモンスターを破壊する効果を持つ!
(ルイ>まだ最後の魔力カウンターが乗ってるもん!
    『ブラッド・マジシャン』の効果で、『ユベル何とか』を破壊!

(ネオ>もう無駄だぜ! カウンター罠『闇の幻影』発動!
    闇属性モンスター1体を対象とする魔法、罠、
    モンスターの効果を無効にし、それを破壊する!
(ルイ>・・・モンスターを守備表示で召喚して、
    『光の護封剣』を発動。 ターンエンド。


ネオとゼロの場に、無数の光の十字架が浮遊する。

(ネオ>チッ、俺のターン!
    『ダーク・クルセイダー』を召喚し、効果発動!
    手札の『黒曜岩竜』『冥府の使者ゴーズ』
    『プリーステス・オーム』を墓地へ送り、
    攻撃力を1200ポイントアップさせる!

ダーク・クルセイダー ATK1600→2800

(ツルギ>攻撃力2800か・・・
(ネオ>ターンエンドだ!

(ツルギ>俺のターン!
     『サファイアドラゴン』召喚!
     『究極竜』で『ダーク・クルセイダー』、
     『サファイアドラゴン』でゼロの守備モンスターに攻撃!


『究極竜』のブレスは『ダーク・クルセイダー』を粉砕したが、
『サファイアドラゴン』の攻撃は簡単に跳ね返されてしまった。

(ツルギ>グッ・・・
(ゼロ>このモンスターは『暗黒界の番兵レンジ』・・・
    守備力2100だ。

ゼロ・ネオ LP8000→6300
ツルギ・ルイ LP8000→7800

(ツルギ>・・・すまない、ルイ・・・
(ルイ>たった200ぐらい平気だもん。
(ゼロ>さぁ、まだお前のターンだぞ?
(ツルギ>・・・ターンエンドだ!
(ゼロ>その前に速攻魔法『終焉の焔』を発動。
    場に黒焔トークンを2体、守備表示で特殊召喚する。

(ヤイバ>怪しいな・・・今はゼロの方が劣勢のはず・・・
     だがあの余裕は・・・?

(ジェノサイド>Very嫌な予感がしま〜ス・・・

(ゼロ>俺のターン。
    場の黒焔トークン2体と『レンジ』を生贄に、
    『幻魔皇ラビエル』を特殊召喚。

フィールドに青い稲妻が落ち、落下地点が罅割れ、
翼の生えた青い巨人が現れた。

(ルイ>出た・・・『三幻魔』の青いの!
(ゼロ>さらに永続罠『棺桶売り』『死霊ゾーマ』
    『グラヴィティ・バインド―超重力の網―』を発動。
    この3枚を墓地に送り、『神炎皇ウリア』を特殊召喚。

今度は火柱が天高く登り、その火柱を突き破って、
赤い竜のようなモンスターが出現した。

(ツルギ>どうやら『混沌幻魔アーミタイル』を出そうとしているようだが、
     最後の『ハモン』はお前自身の手で墓地に送られている!
     諦めるしか方法が無いようだな―――

(ゼロ>手札より『ファントム・オブ・カオス』を召喚する。

ゼロの場に、黒いモヤモヤしたモンスターが現れた。

(ゼロ>このモンスターは1ターンに1度、
    自分の墓地の効果モンスター1体を除外する事で、
    そのモンスターの名前、効果、攻撃力と守備力を得る。
(ツルギ>ッ!? まさか・・・
(ゼロ>墓地の『降雷皇ハモン』を除外し、
    『ファントム・オブ・カオス』を『ハモン』に変更。
    場の『ラビエル』『ウリア』『ハモン』を融合し、
    『混沌幻魔アーミタイル』を特殊召喚する!

青い頭、黄色い翼、赤く長い胴体・・・
そして巨大な体を持つそれは、やはりブレイドとの決闘でもゼロが見せた、
攻撃力10000の大型モンスター、『混沌幻魔アーミタイル』だ。

(ゼロ>だが俺は守備表示で召喚する・・・相手ターンだと隙だらけだからな。
    俺はターンエンドだ。

(ルイ>ルイのターン!
    綿毛トークンを生贄に、『ブラック・マジシャン・ガール』を召喚!
    そのままターンエンド!


(ネオ>俺のターン!・・・ネハハハハハハハ!

(ムゲン>あ、あの者・・・急に笑い出したぞ?
(ソー>外れ引いて余裕見せてるだけならいいが・・・

(ネオ>俺等の墓地に存在する10種の闇属性モンスターを除外し、
    『壱神―リーヴェ・エノ』を特殊召喚する!
(ツルギ>何!?
(ルイ>『0』の次は『1』!?

墓地から10個の青白い火の玉が飛び出し、
それらが暫く輪になって回っていると、
輪の中央に漆黒の鎧で身を包んだ、騎士のようなモンスターが出現した。
黒いだけでも不気味なものだが、周りの人玉が恐怖をさらに引き立てる。

壱神―リーヴェ・エノ ATK4500

(ネオ>俺はターンエンドだ。
    そしてこの瞬間、『光の護封剣』の効果が無力化される!

ネオがそう叫んだ直後、光の十字架が一つ一つ、スーッと消えていった。

(ツルギ>俺のターン!
     装備魔法『ミスト・ボディ』を『究極竜』に装備!
     これで『究極竜』は戦闘で破壊されなくなった!
     『究極竜』で『壱神』に攻撃!
     “アルティメット・バースト”!


『究極竜』の3つの口から、『壱神』目掛けて一斉にブレスが放たれる。

(ツルギ>やったか・・・ん?

ツルギは己の目を疑った。
確かに攻撃は命中した。 が、『壱神』は全くの無傷であった。

(ツルギ>ど、どういう事だ・・・?
(ネオ>これが『壱神』の効果だ!
    このカードが戦闘を行う時、
    相手フィールド上に存在するモンスターを全て確認し、
    ダメージステップ終了時まで、
    相手フィールド上の効果モンスター1体の効果を得る!
    俺が得たのは、小娘が伏せた『マシュマロン』の戦闘耐性効果!
(ルイ>え・・・
(ツルギ>それでどちらも破壊されなかった訳か・・・
     『サファイアドラゴン』を守備表示に変更し、ターンエンドだ。


(ゼロ>俺のターン・・・フ・・・フヒヒヒヒヒヒヒ・・・

ゼロが無気味に、そして狂ったように笑い出す。

(ツルギ>ど、どうした? 狂ったのか!?
(ゼロ>ヒハハハハハ! 手札の『転生の予言』を捨て、
    速攻魔法『超融合』を発動!

(セイバー>『超融合』・・・全フィールド上のモンスターを、
      融合素材にできるあの・・・

(デス>しかし、融合素材モンスターは・・・?

(ルイ>な、何を融合させるのよ!
    お兄ちゃんにもルイにも、融合させられるモンスターがないじゃない!

(ツルギ>その通りだ! 発動タイミングを誤ったんじゃないか?
(ゼロ>それは先入観か? 言っておくが、
    “神”だって融合するんだぜ?
(ツ・ル>ま、まさか!?
(ネオ>お、おい相棒! んな事聞いてねぇぞ!?
(ゼロ>悪ぃなもう一人の俺。 だができちまうもんは仕方ねぇ。
    『零神―リーヴェ・オールズ』と『壱神―リーヴェ・エノ』を融合し・・・

フィールドに激しい風が吹き荒れる。
『零神』が雄叫びをあげ、『壱神』が『零神』に飛び乗り、
カッと眩い光がこの部屋全体を包み込む。

(ルイ>ま・・・まぶし・・・
(ツルギ>一体何が・・・?
(ゼロ>ヒヒヒ・・・出でよ、全てを司り、全てを滅ぼす神よ・・・
    『全神―ホ・ランリート』、融合召喚!













TO BE CONTINUED...













NEXT STORY...

(ブレイズ>遂に現れたゼロの隠し玉、『全神―ホ・ランリート』!
(フリーズ>その全フィールドを制圧する効果に、ツルギ達は苦戦を強いる!
(ストーム>その時、ルイとツルギは、ゼロを倒すキーカードを引くで御座る!
(デザート>果たして、そのキーカードとは!?
(ルシファ>いよいよ決闘が終焉を迎えるぜ!
(ミカエル>次回『地獄よりの訪問者〜第54話:光と闇、全てを超えて〜』。
(ルイ>お兄ちゃん、悪いけど終わらせるね!
(ツルギ>兄者! お前の野望、砕かせてもらうぞ!

〜前回のあらすじ〜
高攻撃力のモンスターと効果ダメージで攻めるサタンとベルフェゴールだったが、
攻撃力6300にまで上り詰めた『真紅眼の闇竜』によって、決闘は終焉を迎えた。
そして、ネオがツルギ達を最上階へと案内する・・・






『ネオ・タワー』最上階―――
深い霧のたちこめる最上階に、扉の嫌な音が響いた。

(ネオ>着いたぜ。 ここが・・・お前等の墓場だ。
(ツルギ>・・・他の階と変わんねぇな。
(ヘル>・・・何か体が重苦しい・・・
(バーサーク>さて、早速決闘してもらうぞ―――
(ネオ>まぁ待てよ。 まずは・・・

ネオはツルギ達から少し距離をおき、天井を指差す。

(ネオ>この上を見てみな!
(セイバー>え? 上・・・ッ!?

全員が上を向いた時、彼等の体が硬直したように動かなくなった。
天井には、黒く、巨大な球体が浮いていた。
度々スパークを放つこの球体は、この階全体を恐ろしいエネルギーに包んでいた。

(キル>な・・・何やあれ!?
(ネオ>ネハハハハ! やっぱ驚くよなぁ!?
    俺も最初見た時は驚いたぜ!
(サイス>『最初見た時』だと・・・お前がやったんじゃないのか?
     それに、あの球体は何なんだ―――

(???>“エルプスユンデ”・・・
(全員>ッ!

霧の向こうから、黒いローブに身を包んだ男が現れた。

(ネオ>何だ、もう出てきたのか?
(???>まぁね。 早く顔見たかったし。
(ムゲン>チッ、新手か・・・御主は何者だ!?
(???>俺? 強いて言うなら愚かな人げn―――

バンッ!

という音が部屋いっぱいに響く。
謎の男のローブが赤々と燃え上がる。
ツルギ達が振り向くと、ルイのデュエル・ガンランスの銃口からは、
もくもくと煙が出ていた。

(ダーク>・・・ル、ルイちゃん、何で撃ったんだ・・・?
(ルイ>だって・・・なんか悪そうだったんだもん
(ソー>いや、わかるけどそれぐらいで撃つなよ!
    ツルギ! お前もなんか言ってやってくれ!
(ツルギ>ナイスシューティング!

(デッド>褒めるんですか!?
(レクイエム>でも、これで黒幕の顔が拝める訳ね。
       あんた、早くゼロを返しなさ―――ッ!?

男の体中の炎が消え、顔が見えた時、彼等は天井の球体以上に驚いた。
その顔は、ここにいる全員が知っていて、尚且つ最終目標だったのだ。

(???>っっちぃ〜〜! ルイ! 少しぐらい喋らせてから撃てよ!
(ツルギ>お・・・お前・・・
(全員>ゼロ!?
(ゼロ>・・・ヰ〜ッス。

ゼロは笑顔でそう言った。

(ジェノサイド>ぶ、無事だったんで〜すカ?
(ゼロ>うん、まぁね。 この通り、ピンピンしてるよ。
(ランス>でも・・・何でゼロが2人・・・?
(ネオ>俺の『ショゴス・ネオ』は自分の肉体を2つ以上に分裂させる事ができる。
    今いる相棒は、その分身だ。
(ゼロ>そゆこと。
(ヤイバ>何だよ、無事なら帰ってこいよな・・・
     で、こんな所で何してたんだ?

(ゼロ>ん、あぁ、掃除だよ。 地球上にある粗大ゴミを掃除しようと思ってね。
(ブラッド>何だそれ? んな事俺達に言やぁ手伝うのによ―――
(ゼロ>生きた粗大ゴミ、“人間”共の処理をなぁ!
(デス>な、何ですと!?
(アックス>ゼ、ゼロ! お前正気か!?
(ゼロ>バリバリ正気だよ。
    この“エルプスユンデ”で、地球上の人間共を吸収し、
    これを中に入った人間共々破壊する!
    元々これを計画して『セブン・デーモンズ』と、
    『セブン・エンジェルズ』等を復活させたんだが、
    2人裏切ってね。
(セイバー>・・・やっぱり、ハニエル様とアルミサエル様が足りなかったんですね・・・
      2人をどうしたんですか!?

(ゼロ>俺に反逆すると言う事は、宇宙のエントロピーに反するも同じ!
    そんな奴等は存在する事も許されない!
(サイス>ま、まさか・・・
(ゼロ>滅ぼしたよ! “全土滅殺 天征波”でなぁ!
    そして今度は、愚かで自分勝手な人類が滅ぶ番だ!
(ホラー>お前・・・それでも人間か!?
     人間を何だと思っている!?
(ゼロ>人間は捨てる事もできず、リサイクルもできない粗大ゴミだよ!
    人間は勝手過ぎたんだ!
    遥か昔より地球は全生物の母だった・・・
    それを人間は、開拓だの、戦争だの、革命、水質汚染、地球温暖化・・・
    地球は人間だけのものじゃない!
    だから、人間を滅ぼし、静寂に包まれた地球を、
    俺のこの手で作り上げるんだ!
(デス>ち・・・地球にはゼロ殿の家族や友人もいるのですよ・・・?
(ゼロ>名残惜しいが・・・これは裁きだ
(ムゲン>御主・・・悪魔かぁ!

ムゲンは目にも止まらぬスピードでゼロの背後に回り、蹴りを入れる。
が、ゼロはそれよりも早くムゲンの背後に回った。

(ムゲン>なっ・・・
(ゼロ>“神罰執行”・・・“獄炎の陣”!

ゼロの右目に十字架が映り、ムゲンの体が激しく燃え上がった。

(ムゲン>ガ・・・ァ・・・
(ゼロ>ずっと言ってきたと思うけど?
    俺は『神と悪魔を超えた者』だって。
(レクイエム>ムゲン!
(ダーク>あいつ・・・『神罰執行』を目で見るだけで使った・・・!?
(ホラー>それだけじゃない。 あのスピード・・・
     どう考えても『ハイパー宣言』だ。
(ゼロ>流石俺の選んだ仲間達。
    『ネオ・ディスカリバー』に閉じ込められたついでに、
    あいつらに盗られてた能力を返させてもらってな。
(バーサーク>ク・・・ならばあの球体を狙うぞ!
       “ドラゴン・フレア”!
(レクイエム>消滅・・・!
(ブラッド>うぉらぁ!
(デス>ハァ!
(ゼロ>させるとでも・・・!

バーサークの火球、レクイエムの原子分解光線、
ブラッドの光弾、デスの真空波が、巨大な球体に向かっていった。
が、当たる直前に空間が捻じ曲がってしまった。

(バーサーク>な、なんだ・・・!?
(ゼロ>やっぱり・・・歪んでいる・・・
    時間の中に落ちた時から変な感じがしていたが、
    まさかこんな能力を手にいれたとは。
(ダーク>何1人でぶつぶつ言ってる!?
      アース・マグナ・スラッシュ
     “地球灼熱斬”!
(ゼロ>‘χιμαιραダーク、そのまま上空へ飛び上がる’。

ゼロがノートにそう記すと、ダークはその通りに飛び上がった。

(ダーク>な・・・『究極ノート』!?
(ゼロ>今では『ゼロノート』だ・・・では『パーフェクト宣言』、
    お前はそのまま飛び続ける

ダークはゼロの言った事とは反対に、猛スピードで落下した。

(ホラー>み、皆・・・
(ゼロ>これだけやってもまだ俺に盾突く訳?
    言っとくけど、俺はお前等と一緒に、
    新たな地球を育んでいこうとしてんだぞ?
(ジェノサイド>そんな事、誰も望みませン!
(デッド>そうですよ! 人間だって地球の一部なんです!
(セイバー>生命が協力し合って生きていく事で、
      今の地球が成り立っているんですよ!

(ゼロ>協力し合うだと? お前物事を整理してから口に出せ!
    人間共の何処が協力し合っていると言える!?
    戦争やテロ、互いにぶつかり合っている中で、
    何が‘地球が成り立っている’だぁ!?
(セイバー>そ、それは・・・
(ゼロ>ツルギ! ルイ! お前等ならわかるだろ?
    地球の気持ちが・・・俺の気持ちが!
(ツルギ>・・・
(ルイ>・・・

ツルギは無言でデュエル・ブレイドを起動させる。
ルイも黙ってデュエル・ガンランスを起動する。


(ツルギ>ただ人間を消せばいい訳が無い・・・
     地球を救えるのは、人間だけだ!

(ルイ>悪い事してない人もいるのに・・・消すなんてダメ!

デュエル・デッキ・ツルギ!
デュエル・デッキ・ルイ!

(ゼロ>ふぅ・・・反逆者は自重しろ
    おいもう1人の俺、手伝え。
(ネオ>えらく長ぇ前振りだったな。

ファントム・フォーム!
ネオ・フォーム!

(ネオ>女は逃げたほうがいいんじゃねぇか?
(ルイ>ルイだってお兄ちゃんの妹だもん!
(ゼロ>ツルギ、覚悟はできてんだろうな?
(ツルギ>それはこっちのセリフだ!
(ツ・ル+ゼ・ネ>決闘!













TO BE CONTINUED...













NEXT STORY...

(ブレイズ>バカに揺れるなぁ、ここ・・・うぇ、気持ち悪・・・
(フリーズ>どうやら決闘が始まったようだね。
(ストーム>ツルギとルイ、ゼロとネオの兄弟による最終決戦で御座る。
(デザート>ツルギさんとルイさんはドラゴンと魔法使いのコンビネーション!
(ルシファ>だがゼロとネオは2体の“神”を出しやがった!
(ミカエル>次回『地獄よりの訪問者〜第53話:零と壱の神、集う時〜』。
(ゼロ>俺に刃向かった時点で、人類滅亡は決した!

〜前回のあらすじ〜
マモン、ラミエルのタッグに苦戦したダークとサイスだったが、
ダークの『E-HERO』によって勝利を手にした。
一方、ネオは最後の手先であるサタンとベルフェゴールを、
ツルギ達に向けて放ったのだった・・・




『ネオ・タワー』4階―――

(ツルギ>頼もーぅ! ・・・あれ、誰もいない。
(レクイエム>油断しない事ね。 下から出てくるかも。
(ソー>上から飛んでくるかも知れないしな。
(???>この階にゃ誰もいねぇよ

ツルギ達がとっさに天井を見ると、ネオが翼を広げて飛んでいた。

(バーサーク>お前は・・・ουρανοσネオ!
(ツルギ>誰もいないってのはどういう事だ?
(ネオ>ヘッ、“あのバカ”のワガママの所為でな!
    だから、お前等の墓場はこの上の階だ。
(ムゲン>フン、我等の墓場だと? 有り得ぬな。
(ネオ>ネハハハ・・・上がってみりゃわかるぜ?

そう言って、ネオは上の階へ飛んでいった。

(ジェノサイド>Oh,行ってしまいま〜しタ・・・
(セイバー>“あのバカ”って・・・誰ですかね?
(キル>何やかんや言いやってもしゃぁないわ。 行くで!
(ランス>確かに、それは言えてる!



『ネオ・タワー』5階―――

(ルイ>・・・誰もいないじゃん。
(ネオ>出て来い! お前等の獲物だぜ!

ネオの呼び掛けに答えるように、頭上から赤い竜が降り、
地面から長い髭を蓄えた男が現れた。

(サタン>ほぅ、お前達か? ネオ様に逆らう者共とは。
(ベルフェゴール>成る程、小さいが利口そうな顔つきだ。

(サイス>あいつは・・・悪魔将軍サタン!
(ムゲン>それに悪魔の賢者ベルフェゴール・・・
     それなりに焦っているようだな。
(ベルフェゴール>焦っているのではない。
         ここで終わらせる為だ。
(サタン>その通り。 ここでお前達を火葬してやる。

(ネオ>ネハハハ、俺はここで見物しておくとしようか。
(ヤイバ>よし、くじを引くぞ。

皆で一斉にくじを引く。

(ツルギ>ようやく俺か。
(バーサーク>俺も当たった。

ツルギはデュエル・ブレイドを鞘から抜き、起動する。
バーサークもデュエル・ディスクを起動した。

(バーサーク>ツルギ、バックアップは任せろ。
(ツルギ>お前はそこで見ていろ。 俺1人でやる。
(バーサーク>何?
(アックス>何言ってんだツルギ! これはタッグデュエルだぞ!?
(ツルギ>それは向こうが勝手に決めた事だ! 俺には関係ない!
     そもそも俺とタッグを組むのは―――


その瞬間、ツルギの背中から4枚の黒い翼が生える。
そう、ブレイドが憑依したのだ。

(ツルギ>(ちょ、ブレイド! 何のつもりだ!?)
(ブレイド>お前は仲間を拒絶し過ぎている。
      この決闘、俺がさせてもらう。
      頼むぞバーサーク。

(バーサーク>あ、あぁ・・・
(サタン>何やらもめ事があったようだが、もういいかな?

サタンは己の翼膜をデュエル・ディスクのように扱い、
ベルフェゴールは錆色のデュエル・ディスクを起動する。

(ブ・バ+ベ・サ>決闘!

ブレイド・バーサーク LP8000
ベルフェゴール・サタン LP8000

(ブレイド>俺のターン、ドロー。
      『アックス・ドラゴニュート』を召喚。
      カードを1枚伏せ、ターンエンド。


(ベルフェゴール>私のターン、ドロー。
         私はカードを4枚セットし、ターンエンド。


(バーサーク>俺のターン、ドロー。
       『ハウンド・ドラゴン』を召喚。
       カードを1枚伏せ、ターンエンド。

(サタン>ワシのターン、ドロー。
     『火炎木人18』を召喚。
     カードを1枚伏せ、ターンエンド。


(ブレイド>俺のターン。
      『ブリザード・ドラゴン』を召喚!
      『アックス・ドラゴニュート』で、『火炎木人18』に攻撃!


『アックス・ドラゴニュート』の斧が、
燃える木製の人形を真っ二つに斬る。

サタン・ベルフェゴール LP8000→7850

(サタン>ぐっ・・・
(ブレイド>『ブリザード・ドラゴン』で直接攻撃!
(ベルフェゴール>罠カード『ディメンション・ウォール』発動。
         ダメージを相手に与える。

(バーサーク>カウンター罠『トラップ・ジャマー』発動!
       バトルフィイズに発動した罠の発動と効果を無効にし、破壊する!
(ベルフェゴール>ほぅ・・・
(バーサーク>さらに、手札より『冥王竜ヴァンダルギオン』を特殊召喚!

床が罅割れ、罅の間から紫色のボディをした、巨大な竜が現れた。

(バーサーク>その赤き雷で、ベルフェゴールのカードを破壊しろ!
(サタン>クククク・・・よいな?
(ベルフェゴール>いいですとも。
(サタン>選択された『うごめく影』を墓地に送り、
     手札より『竜の騎士』を召喚!

(バーサーク>何だと!?

巨大な剣と盾、そして翼を持ち、鎧で全身を纏った竜が舞い降りた。

(ブレイド>あのカード・・・確かブレイズも・・・
(サタン>さぁ、まだお前のターンだぞ?
(ブレイド>・・・『ブリザード・ドラゴン』の効果で、
      『竜の騎士』の動きを封じる。
      俺はターンエンドだ。


(ベルフェゴール>私のターン。
         私はこのままターンエンド。


(バーサーク>俺のターン。
       『未来融合―フューチャー・フュージョン』発動!
       デッキから『ドル・ドラ』『ハウンド・ドラゴン』
       『タイラント・ドラゴン』『竜脈に棲む者』
       『マグナ・スラッシュ・ドラゴン』を墓地へ送り、
       2ターン後に『F・G・D』を融合召喚する!
(ベルフェゴール>チェーンして永続罠『棺桶売り』を発動。
         相手の墓地にモンスターが送られる度、
         相手に300ポイントのダメージを与える。

(バーサーク>チィ・・・
(ベルフェゴール>さらに、それを2枚発動。
(バーサーク>ッ!?

ブレイド・バーサーク LP8000→5000

(バーサーク>クッ・・・すまない、ブレイド・・・
(ブレイド>大丈夫だ。 それより、いい判断だった。
(バーサーク>ん?
(ベルフェゴール>どうした。 もう終わりか?
(バーサーク>・・・そうか! 『ヴァンダルギオン』で、
       『竜の騎士』に攻撃する!
(サタン>フン、同士討ち狙いか・・・だが!

ブレイド・バーサーク LP5000→4400

(サタン>速攻魔法『デーモンとの駆け引き』!
(バーサーク>なっ!?
(サタン>レベル8以上のモンスターが破壊された時、
     デッキから『バーサーク・デッド・ドラゴン』を特殊召喚する!


サタンの場に、朽ち果てた体の竜が現れた。

(ホラー>あのカードは・・・確か不死王も使用していたモンスター!
(ヘル>攻撃力3500の超大型アンデッド族モンスター・・・
    かなり手強いな・・・

(バーサーク>・・・カードを1枚伏せ、『ブリザード・ドラゴン』の効果で、
       『バーサーク・デッド・ドラゴン』を指定する。
       俺はターンエンドだ。

(ブラッド>ところであいつ、何でダメージ覚悟で攻撃したんだ?
(ルイ>まだわかんないの? ルイはもうわかっちゃった。
(ムゲン>小学3年生にもわかる問題もわからぬとは、まだまだだなブラッド。
(ブラッド>・・・
(レクイエム>そういうムゲンはわかってるの?
(ムゲン>と、当然だ! 我を誰だと思っている!?
(デス>(ムゲン様・・・わからないのですね・・・)
(デッド>(目が泳いでますよ・・・)

(サタン>ワシのターン。
     ならば『早すぎた埋葬』発動!
     墓地から『竜の騎士』を特殊召喚する!


サタン・ベルフェゴール LP7850→7050

(サタン>『竜の騎士』で『ブリザード・ドラゴン』に攻撃!
(バーサーク>カウンター罠『攻撃の無力化』発動!
(サタン>往生際の悪い奴だ・・・ターンエンドだ。

バーサーク・デッド・ドラゴン ATK3500→3000

(ブレイド>俺のターン・・・
      『未来融合―フューチャー・フュージョン』発動。
      デッキから『神竜エクセリオン』3体、
      『フェルグラントドラゴン』、
      『エレメント・ドラゴン』を墓地へ送り、『F・G・D』を指定する。

(ベルフェゴール>バカめ! 『棺桶売り』の効果で3000のダメージだ!
(ブレイド>手札から『黒竜の雛』を召喚し、
      それを生贄に『真紅眼の黒竜』を特殊召喚。

(サタン>な・・・ダメージがあるのだぞ?
(ブレイド>そして『黒竜』を進化させ、『真紅眼の闇竜』を特殊召喚。

サタン・ベルフェゴール LP5000→2000→800

(ブレイド>『真紅眼の闇竜』の効果・・・
      自分の墓地のドラゴン族モンスターの数だけ、
      攻撃力が300ポイントアップする。
      俺達の墓地にドラゴン族は13体いる。
      よって攻撃力は・・・


真紅眼の闇竜 ATK2400→6300

(サ・べ>ろ、6300!?
(ブレイド>『アックス・ドラゴニュート』を攻撃表示に変更。
      『闇竜』で『バーサーク・デッド・ドラゴン』に攻撃し、
      『ブリザード』『アックス』『ハウンド』で直接攻撃!

(サ・べ>バ、バカなぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・

サタン・ベルフェゴール LP7050→0

(バーサーク>ふぅ・・・流石だな、ブレイド。
(ブレイド>大した事じゃない・・・
      ツルギ、体返すぞ。


その後、ブレイドが憑依を解除し、ツルギに戻った。

(ツルギ>チェッ、つまらなかったなぁ・・・
(サタン>グ・・・ア・・・ネオ様・・・お許しを・・・
(ベルフェゴール>ネオ様に・・・栄光あれ・・・

(ネオ>・・・さて、と。 お前等ご苦労だったな。
(ヘル>お前に何も言われる筋合いは無い。 ゼロを出せ。
(ネオ>そう急ぐなよ。 この上が最上階だ。
    つまり、お前等はようやく俺とやりあう事ができるってわけだ。
(ルイ>遊園地にも行ける!
(キル>まだ覚えとったんか・・・
(ネオ>来いよ。 お前等の本当の墓場にな!
(ツルギ>望むところだ。 だが俺達は絶対に負けねぇ!





『ネオ・タワー』最上階―――

(???>あいつらもやっとここにたどり着くのか。
     そろそろ準備開始と行くかぁ・・・
     “人類殲滅計画”の準備を!













TO BE CONTINUED...













NEXT STORY...

(ヘル>遂に辿り着いた『ネオ・タワー』最上階。
(ダーク>そこで俺達は恐ろしいものを見てしまう!
(キル>そして真実が明かされるんや!
(ホラー>今までの決闘の意味は?
(ブラッド>そして謎の男の正体は!?
(バーサーク>次回『地獄よりの訪問者〜第52話:“神罰執行”〜』。




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